シカゴ旅行ではバスや電車を使って移動予定！チケットはどうやって買えばいいんだろう？
シカゴ旅行を計画中の皆様こんにちは！シカゴ滞在中の移動手段について、プランはもうお決まりでしょうか？
空港からシカゴのダウンタウン中心までは距離があるので、タクシーもしくは電車を利用する必要がありそうですよね。
皆様がシカゴに行くにあたり、ほとんどの方はオヘア国際空港を利用することになるかと思います。
まだオヘア空港やダウンタウンの位置を確認されていない方は、一度マップを見て距離感をつかんでいただきたいのですが、空港からダウンタウンまでは車で約20分、電車で50分の距離があります。
ダウンタウンは空港から南東に位置していますね。
空港でタクシーを利用すると追加料金がかかる！？
私達はオヘア空港から車で約５分の距離にあるホテルまでタクシーを利用しました。
その際タクシーの運転手さんから「空港からタクシーを利用する場合、13ドルの追加料金がかかる」と言われました。
え！？そんなことある！？私達がアジア人観光客だからぼったくろうとしているんじゃ！？
と思った私は空港でタクシーのピックアップラインで列を整理しておられたスタッフの人に聞き返してみました。
するとやはり「目的地までの距離が短いと、このルールが適応される」という返事が返ってきました。
仕方ないので条件を飲んで乗車しましたが、思ったより高い料金を払うことになってしまいました（アメリカではタクシーに乗るとチップも必要です）。
というわけでその後のシカゴ滞在中はタクシーの利用は避け、電車やバスのみを利用しました。
チケットの買い方も思ったより簡単で、本数が多くて乗り心地も良かったので、今回は皆さんにバス・電車の利用についてご紹介していきたいと思います。
シカゴの公共交通機関「CTA」のVentraカード・運賃
シカゴの公共交通機関バスや電車を運営しているのは「Chicago Transit Authority」略してCTAと呼ばれるシステムです。
【電車】＄2.50
【バス】＄2.25（現金払い：＄2.50）
※いずれも２時間以内、２回までの乗り換えが無料
バスは現金の支払いが可能ですが（ただしお釣りはでません）、電車に乗る場合は駅のチケットマシーンで「Ventra Card」というカードを購入する必要があります。
日本のSuicaやPASMOのように、チャージして使用することができるカードを購入するにはカード本体代として５ドルを支払う必要があります。
再度チャージして使用することはできませんが、１度きりの紙でできたVentraチケットは、カード本体代を支払う必要はなく、運賃料金のみを払えば購入することができます（上の写真は紙でできたシングルチケットです）。
シングルチケット：＄2.50
（紙のチケット可）
１Dayチケット：＄５
（紙のチケット可）
３Dayチケット：＄15
７Dayチケット：＄20
シングルチケットが2.50ドルなのに対し、24時間乗り放題となる１日チケットを５ドルで購入することができるので、１日に３回以上乗る場合は１Dayチケットを購入した方がお得ですね♪
それより長い３日や７日間乗り放題のチケットもありますので、旅行の滞在日数に合わせて購入できますね。
シングルチケットと１Dayチケットは紙でできたVentraカード（本体代なし）で購入することができますが、３Dayチケット以上のものはVentraカードを５ドルで購入して使用する必要がありますのでご注意ください。
またオヘア空港から電車を利用する場合は通常料金の2.50ドルではなく特別料金の５ドルを支払う必要があります。ご注意を！
Ventraチケットマシーンでのチケットの買い方
駅に用意してあるチケットマシーンを利用してチケットを購入する方法についてご説明していきます。
新しいVentra Cardを購入（５ドル）するにはボタンAを押しましょう。このVentra Cardがあれば日本のSuicaやPASMOのカードのように何度もチャージして使うことができます。
再チャージして使用することはできませんが、カードではなく紙のシングルチケットであればカード本体に対しての代金はかかりません。
１回きりのシングルチケットを購入する場合はボタンFを、紙の１Dayチケットを購入する場合はボタンGを押しましょう。
次の画面では、購入するチケットの枚数を選択します。１枚ならボタンA、２枚ならボタンBですね。
今回は１日乗車乗り放題になる１Dayチケットを２枚購入しますので、10ドルの支払いになります。
現金で購入する場合は、お金を入れていきましょう。
デビッドカードで支払う場合はボタンHを、クレジットカードを支払う場合はボタンⅠを押して次の画面に進みましょう。
このチケットマシーンはコインが不足しているみたいで、赤字で「No Bills Accepted」と書いてありますが、すべてのマシーンでお札が使えないわけではありません。
まれにマシーンのトラブルやコイン不足で、現金での支払いができないものや、逆にカードでの支払いが一時的にできないものがありますので、事前に確認してから利用しましょう♪
Bills＝お札
No Bills Accepted＝お札使用不可
Only Credit Card Accepted＝カード払いのみ可
お金を入れるところは、スクリーンの右側にあります。コインは１ドル・25セント・10セント・５セントコインが使用可能で、お札は20ドル・10ドル・５ドル・１ドル札が使用可能みたいです。
50札や100ドル札の大きな紙幣は使用することができませんので、大きなお札はくずしておきましょう。
カードで支払いをする場合は、デビッドカードもしくはクレジットカードを選択したスクリーンの下にあるカード挿入口にカードのチップ部分を差し込みます。
PINナンバー（暗唱番号）の入力を求められますので、カード挿入口の横のピンパッドを使って入力し、入力が終わったらエンター（ENT）を押します。
レシートが必要かどうか聞かれますので、必要な場合はYesのボタンJを、必要でない場合はNoのボタンEを押しましょう。
支払いが正常に完了すれば、チケットが発行されます。レシートの発行をした場合も、チケットと同じところから出てきます。
チケットやレシートの取り出し口はチケットマシーンの一番下です。取り忘れのないように注意しましょう。
こちらが再チャージ不可の紙でできたVentraカードです。
ぺらっぺらの紙ではなく、厚紙のような感じで思ったよりはしっかり作られてます。
ポケットの中でいつの間にかぐしゃぐしゃになっている、なんてこともなさそうです(笑)
無事にチケットを購入することができました♪
駅でのチケットの使い方、改札の通り方
Ventraカードを使った改札の通り方は日本と似ていて非常にカンタンです。
改札のところに「Touch Below（下にタッチ）」と書いてある読み取り機が設置されています。紙のカードでも普通にピッとタッチすることができました。
正常に読み取られたら、「Touch Below」の表示が「Go」に変わります。
読み取りに失敗したら「Stop」と表示されますので、落ち着いて再度タッチしてみてくださいね。
タッチするのは「Touch Below」と書かれたところではなく、その下のWi-Fiマークのようなカードと手の絵があるところですのでご注意を。
改札を抜けたら「To Trains」と書かれた方向に進めばOKです。
シカゴの電車の駅はユーモアにあふれたちょっと面白い駅の名前がたくさん付けられています。アメリカのそういうところ良いですよね♪
目的地に到着して改札を抜ける時は、再度カードをタッチする必要はありません。
回転するバーがありますので、一人ずつ抜けて行きましょう。
バスも同じようにカード読み取り機にタップするだけで、とってもカンタン。ぜひ活用してみてくださいね。
シカゴ旅行ならタクシーよりも断然電車がおすすめ！
今回はVentraカードの買い方と、使い方についてご紹介しました。
前述しましたとおり、アメリカでタクシーを使うとけっこうなお値段になる＋15％ほどのチップも必要になります。
私が空港から５分ほどの距離のホテルまでタクシーを利用した時には、空港からのタクシー利用料として別途で13ドルを支払わなければならないと言われました。。。
どうしても荷物が多かったりしてタクシーを利用したい場合は、UberやLyftの利用をおすすめします！
UberやLyftだと、車を呼んだ時点で料金がいくらになるか事前に確認できますので、乗った後にぼったくられる心配もありません。
ですが荷物も特別多いわけでもないのであれば、空港から乗れる電車を利用するのが最もお財布に優しい交通手段になります。
どうせなら浮いたお金でシカゴピザでも食べたいですね♡(笑)
実際に何度も乗りましたが、ホームレスらしき人が爆睡しているのを数名見かけたくらいで（アメリカ・カナダでは日常茶飯事ですｗ）、身の危険を感じることもありませんでした。でもそうような人とはなるべく距離を開けて座りましょう！
チケットの買い方もそれほど難しくありませんでしたので、友人や家族がシカゴに行くなら電車の利用をすすめることができると思いました。
それでもやっぱりここは海外！女性だけの旅や、男性がいても時間帯には十分注意して、無理をしない交通手段を選びましょう。
たいていの場合クレジットカードでチケットを買うことができますが、もしも使えなかった時のために現金（20ドル札より小さいもの）を用意しておきましょう！
空港から観光地があるダウンタウンまで距離がありますので、何らかの交通手段を利用することになると思います。電車・バスの利用を検討されている方の参考になっていれば幸いです。
それでは、素敵なシカゴ旅行を！
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