バンクーバーから日帰りでも行ける観光地、「ビクトリア」をご存知でしょうか？バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の州都であり、英国文化が強く残っています。バンクーバーからの日帰りツアーも多く、時間に余裕があるならぜひバンクーバー旅行中に訪れていただきたい場所のひとつです。
今回は、人気観光スポットビクトリアへの、水上飛行機と呼ばれる小型の飛行機ハーバーエアーHarbourAirを使った行き方をご紹介します。
ビクトリアへの行き方
ビクトリアへの代表的な行き方としては、
➁直行バス
③飛行機
があります。
バス＋フェリー
バンクーバーフェリー乗り場までスカイトレインやバスで移動し、ビクトリアまでフェリーを使用。ビクトリアのフェリー乗り場から更にバスを使用し、ビクトリアダウンタウンまで移動します。
どこから出発をするかで少々変わりますが、約25ドルほどでビクトリアダウンタウンまで行くことができます。他の交通手段に比べると圧倒的最安値ですが、所要時間は約４時間と、最も時間のかかる行き方になります。
Vancouverのフェリーターミナル（Tsawwassen）からVictoriaのフェリーターミナル（Swartz Bay）までは所要時間１時間35分、大人$17.50です。
直行バス
BC Ferries connecterという会社がバンクーバーダウンタウンからビクトリアダウンタウンまで、乗り換えの必要のない直行バスを運営しています（途中でフェリー使用）。大人$50.50、所要時間約３時間30分で、朝９時45分出発の便に乗ればお昼の13時20分に到着することができます。
乗り換えの必要が無いため、荷物が多い場合におすすめです。
水上飛行機（Harbour Air Seaplanes）
Harbour Air Seaplanesというところから出ている、水上飛行機があります。バンクーバーダウンタウンからビクトリアダウンタウンの中心まで、たった35分間のフライトで行くことができます。Sea planeという名の通り、カナダプレイスの横、バンクーバー港から出発し、到着はビクトリア州議事堂の目の前のインナーハーバーに到着します。
その早さと快適さ、やはり値段はお高めの大人$125～$280（プランや時期で変動します）。
今回はこの水上飛行機を使った行き方を、体験談をもとにご紹介いたします。
HarbourAirの予約と飛行場への行き方
サイトで予約
公式ウェブサイトから、Flightの検索を行います。出発地をVancouver Harbour、到着地をVictoria Harbourに選択。日付と人数を入力して検索をすると、予約することができるフライトの結果が表示されます。
・GoFlex
・GoLite
・GoFast
プランは上記４つのランクに分かれており、GoGoldが最も高く、GoFastが最も安いプランになっています。
ランクによる違いは、
・予約の変更、キャンセルが無料／有料
・席の指定が可能／不可能（追加料金で可能）
のようなものがあります。
GoGoldのプランとGoFastのプランには100ドル以上の差がありますが、乗る飛行機は同じもの、小さい飛行機ですので席による快適さにもさほど違いはありません。予約の変更の可能性がある場合を除き、一番安いGoFastのプランで全く問題はないでしょう。
飛行場への行き方
Harbour Airの飛行場があるのは、カナダプレイスのすぐ近くです。カナダプレイスから海沿いに歩いていくと、すぐに見つけることができます。スカイトレインのウォーターフロント駅からも、徒歩10分の距離です。
当日の受付
ハーバーエアーの飛行場が近づくと、ターミナル／受付を案内する看板や表示がいくつか用意されています。建物の中に入るとすぐ正面に受付とお土産コーナー、隣にはコーヒーや軽食、スナックを売る小さなカフェ、そして広々とした待機所、食事スペースときれいなトイレがあります。
受付の列に並び、予約した名前と時間、人数を伝えるとIDの提示が求められます。そこで搭乗する時間の詳細とターミナルの番号が伝えられますので、あとは時間まで待機するのみです。カフェもあるのでゆっくり朝食を取るも良し、お土産を除くも良し、待機スペースにはコンセントもありましたので、のんびりスマホをいじるも良し、快適に過ごすことができます。
予約した飛行機に乗り遅れた！その後の対応は…？
実は筆者寝坊してしまい、登場する予定であった飛行機の受付時間に間に合いませんでした（笑）受付でおそるおそる事情を話し、別の便で行くことができるか、追加料金はかまわない、と聞いてみました。すると、たまたま次の便に空きがあるので次の便で手配することができます、追加料金も今回は特別にナシで大丈夫です、とまさかの神対応！！！無料で次の便へと変更していただけました。
今回は幸運なことに次の便に空きがあり、今回だけ特別にということでこのような対応をしていただけましたが、これを読んでいただいている皆様が同じ対応をしてもらえるとは限りませんのでご注意くださいね。乗り遅れの無いように気を付けましょう（笑）
乗り心地と到着後
飛行機自体はとても小さく、乗客は全員で１０名ほどでした。指定の席に座ったあとは、パイロットから軽く飛行中についての説明があります。しばらくすると動きだし、ついに空の旅へと出発です。
事前に水上飛行機について少し調べてみたところ、出発するときにプロペラの音やエンジンの音で機内がうるさいので耳栓があると良いでしょう、というような口コミを見たので少し心配していました。しかし実際のところ、耳栓が必要だと感じるほどの騒音ではなく、飛行中も爆睡できてしまうほど快適な空の旅でした。
わずか30分で楽しい空の旅は終わり、到着するとそこはもうビクトリアダウンタウンの中心です。さっそくビクトリア観光を開始することができます！
大満足！絶対におすすめできます
バンクーバーからビクトリアまで、日帰り旅行としても行ける距離ですが、フェリーを使った行き方だと片道３～４時間、往復だと７～８時間もかかってしまいます。その点Harbour Airを使った行き方ですと片道35分。浮いた時間でビクトリア観光をより楽しむことができます。プランにこだわらなければチケットも手がでない価格ではありませんし、時間と快適さを考慮すると賢い選択だと思います！
実際に乗ってみて、私自身非常に満足でしたし、とても良い思い出になりました。皆さんも、ビクトリア観光の際には水上飛行機という選択肢もぜひ検討してみてください♪
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