バンクーバーでワーホリ予定!シェアハウスでうまくやっていけるだろうか…?何かトラブルが起きたらどうしよう?
カナダワーホリに挑戦予定の方や、ホームステイをしているがもうすぐ家探しを始めるという方、海外生活で初めてシェアハウスというものを経験する方も多いと思います。
今回は私がバンクーバーワーホリで経験したシェアハウスの、家賃や広さ・シェアメイトの国籍や住みやすさ等について、また私が実際に経験したルームメイトとのトラブルについてご紹介していきたいと思います。
バンクーバーのシェアハウス事情
部屋の種類
1つの部屋を複数人でシェアする「ルームシェア」のタイプよりも、1つの部屋を1人で使う「個室」のタイプが多く、トイレやキッチン、シャワールーム等をシェアすることになります。ただし、リビングルームにパテーションを使って仕切りを作り、そこが自分のスペースとなる「リビングルームシェア」や、「マスタールーム」と呼ばれるその家で一番広い部屋をカップルや友達同士でシェアをすることもあります。
・マスタールーム
家で一番広い部屋。専用のバスルームがあることも。カップルや友達同士の2人でシェアも可能。
・セカンドルーム
バスルーム等はついていないが、それなりに広い部屋。
・ソラリウム
マンション等にある、壁の一面がガラス張りになっている小さな部屋。日光を直接受けるため、暑い、寒い、眩しい等のデメリットもある。
・デン
もともとは物置き部屋。窓がないことも多く狭いが、プライベートも守られ、家賃が安く済む。
・リビングルーム
キッチンやダイニングルームがある部屋の一部を仕切ってあり、そこが自分のスペースとなる。壁で仕切られていないので完全なプライベートは確保され辛く、生活音も気になる。
シェアハウスの探し方
インターネットを使って探すのが一般的。日本のサイトで非常によく使われるのは、Jpcanada, eMapleカナダなど。英語のサイトだと、Craigslistが有名です。
気になる物件を見つけたら、投稿者にメールや電話で連絡を取ります(軽い自己紹介と、内見が可能な日時、こちらの連絡先など)。内見のアポイントメントが取れ次第、実際に部屋を見に行って、そこが良さそうならデポジットを支払い、契約というかたちになります。
リアルなシェアハウス情報
私が実際にバンクーバーで経験したシェアハウスの具体的な情報についてまとめてみました。
①部屋のタイプ
➁家賃
③シェア人数と国籍
④住んだ期間
以上の基本情報と、そこで実際に住んでみて感じたことをあわせてご紹介します。
シェアメイトとの距離感、シェアスペースの使い方でトラブルに!
①セカンドルーム
➁600ドル/月
③4人(日本人、ドイツ人、インド人)
④3か月
10年以上この家に住んでいるというドイツ人の方がいらっしゃたのですが、この方がとにかくおしゃべり大好き+世話焼きやさん。誰かが家に帰宅する音を聞いたり、キッチンで料理をする音を聞くと部屋から出てきておしゃべりをしにくる方がいました。またこの方は非常に綺麗好きで、ほかのシェアメイトの掃除の仕方に不備があると、必ずその方からお叱りを受けていました。
私が住み始めた後に入居してきたインド人の方のキッチンやトイレの使い方があまりキレイではなく、その2人が度々口論になっていました。その口論は日に日に悪化していき、ついにはお互いに手が出る程の喧嘩に発展しました。
大人の男性がこのような大きな喧嘩を頻繁に起こすような家には住めないと危険を感じた私は、すぐにオーナーである日系の会社に連絡をして相談をしました。すると、その会社が管理している近くの物件に移らせてもらえることになりました。
女性のみ、男性のみのルールを設けている家もありますが、多くのシェアハウスでは男性と女性が一緒に暮らしています。個室があるといえど、少しでも身の危険を感じたら引っ越しを検討してください!
毎日がお祭りさわぎ!よくある騒音トラブル
①セカンドルーム
➁650ドル/月
③8人(ヨーロッパ人)
④2か月
2階建ての家の1階に4人、2階に4人、それぞれの階にあるキッチンとバスルームをそれぞれ4人でシェアしていました。そこに住んでいたのはほとんどがヨーロッパから来た人たちで、長いこと住んでいる方が多く、とても仲の良い感じでした。そのせいもあり、夜になるとみんなで広いバルコニーへ集まり、音楽をかけて、歓談を楽しんでいました。
私はというと、毎日仕事から帰ってきてすぐに休みたい、正直シェアメイトと仲良くわいわい、というよりはプライベートを重視したい派でしたので、その集まりには参加せず常に部屋に引きこもっていました(笑)
ですがこの騒音問題はシェアハウスのあるある、とも言える非常によくあるトラブルだと思います。私はこの時、短期間だけ住むと予め決めていたので、特にオーナーに相談したり等はしませんでしたが、どうしても気になる場合は話し合いが必要になると思います。
このトラブルを避けるため、「夜10時以降の料理や洗濯、大音量での音楽やテレビは禁止」というルールをオーナーが設けているシェアハウスも多いです。内見の際に、そのようなルールの有無を確認すると良いでしょう。
やっぱり狭すぎ!!デン生活
①デン
➁580ドル/月
③4人(韓国人、日本人)
④3か月
ダウンタウンの中心地にあるマンションのデンで3か月生活をしました。ダウンタウンにあるシェアハウスは、郊外や、ダウンタウンから少し離れたところにあるシェアハウスよりも家賃が高い傾向にあります。職場から近く、家賃も安く済むところ、、と考えた結果デンでの生活に挑戦してみました。
やはり一番つらいのは窓がないことで、狭い部屋でドアを閉めっぱなしにしているとなんとなく息が詰まるような感じがして、寝るとき以外はドアを少しだけ開けた状態で過ごしていました。
しかし、そこでのシェアメイトの方たちとは非常に仲良くさせてもらい、一緒にご飯を食べたり出かけたりしつつ、お互いのプライベートも尊重しつつ、ストレスなく暮らすことができました。そこのオーナーが韓国人の方で、韓国人向けウェブサイト、または日本人向けのウェブサイトにのみシェアメイト募集の投稿をして、なるべく韓国人または日本人のみで暮らしていきたいという考えをされていました。やっぱり文化が似ているからか、皆さんマナーがある方ばかりで、狭い部屋でも楽しく暮らすことができました。
デンは寝るだけのスペースしかなく、窓もない。でも短期間なら家賃もお手頃なデンはおすすめ!
まとめ
今回は、私が実際に経験したシェアハウスの情報と出来事をもとに、バンクーバーのシェアハウス事情についてご紹介しました。シェアハウスを探すに当たって、譲れないポイントがあると思いますが、私にとっては、どこにあるか、どんな部屋のタイプかよりも、どんな人と一緒に住むかが重要なポイントだと気づくことができました。なにかトラブルがあれば、我慢せずオーナーに相談してみるのが良いと思います。皆さんの快適なシェアハウスライフを応援しています。
読んでいただきありがとうございました!
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